天風さんの本には「自身の書き下ろし」と「講演の語り起こし」の2系統があります。性格がかなり違うので、選び方から案内します。
教えの理論を、天風さん本人が筆で体系立てた著作。少し骨がありますが、幹はここにあります。
心身統一法の理論の幹が書かれた主著。このサイトの「教えの全体像」の元も、たどればこの一冊です。文体はやや文語調ですが、例え話が豊富で内容は明快。体系を順番に、腰を据えて理解したい人へ。教えを「つまみ食い」でなく幹から入りたいなら、最初にこれを選ぶのが結局いちばん近道です。
『真人生の探究』の続編にあたる、心の研究をさらに深める一冊。心の正体を分析し、どう統御し強くするかを詳述します。1冊目が面白かった人が、そのまま進む2冊目。
天風さんの真骨頂は「語り」。ベランメエ調の江戸っ子言葉で、笑わせながら核心に切り込みます。客席で聴いているように読めるのがこの系統。装丁のしっかりした大著で値は張りますが、その分いつまでも手元に置ける本です。
講演録シリーズの代表格。語り口がそのまま残っていて、天風さんの豪快な人柄ごと伝わってきます。巻末付録の「日常の心得」は、このサイトの実践ページの元になった原典。1冊だけ講演録を選ぶならこれ。
同シリーズの一冊。心の力をどう燃やすかに踏み込みます。『成功の実現』が肌に合った人が、続けて読む本。
晩年、門人たちに語った死生観を書籍化した一冊。「どう生きるか」の先にある「どう死と向き合うか」まで踏み込みます。教えにある程度なじんでから読むと、いちばん深く響く本。
上の5冊が「本命」ですが、通勤かばんに入る文庫から始めたいなら『運命を拓く』(講談社文庫)が定番です。大谷翔平選手の愛読書として知られる講演の書き起こしで、入り口としては十分。面白かったら、本命の5冊へ進んでください。
書籍は一般の書店・通販のほか、天風会の公式書籍サイト(books.tempukai.or.jp)でも購入できます。
特別な才能も、修行も、お金もいりません。今日使う言葉をひとつ、プラスの側に変える。寝る前にひと言、自分に命令する。それだけで、コップの水は入れ替わりはじめます。
人生は、心一つの置きどころ。