天風さんの教えは、知識ではなく毎日の実行。寝ぎわ・目ざめ・日常・有事の4つの時間帯に、13の心がけが並びます。このページは毎日開く用です。
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できたものにチェック。記録はこの端末に今日だけ保存され、日付が変わるとリセットされます。
その日の嫌なこと、心配ごとを寝床に持ち込まない。かわりに、楽しかった場面や、物事がうまく運ぶ光景を連想しながら眠りに落ちます。
眠る直前の心の状態は、そのまま潜在意識に注がれる「水」。一日の最後のひと注ぎを、きれいな水にする習慣です。
ポイントは「なりたい」ではなく「なる」と命令形で言い切ること。あれもこれも欲張らず、一つに絞るのが天風式です。
目が覚めたらすぐ、前の晩に命令したことを「私は今日、◯◯になった」と断定形で口に出します。まだ実現していなくても「なった」と言い切るのがミソ。
日中も、思い出すたびに回数多く唱えるほど効くとされます。夜の命令(2)と朝の断定(3)はワンセット。
「疲れた」「もうダメだ」「どうせ無理」。口に出した言葉は、いちばん近くにいる自分自身への暗示になります。
言い換えの例:「疲れた」→「よく動いた」、「もうダメだ」→「ここからだ」。うっかり言ってしまったら、すぐ積極の言葉で上書きすればOK。
不平や不満を口にせず、何ごとにもまず感謝の側から入る。天風さんのモットーは「正直・親切・愉快」。
「感謝するようなことが無い」のではなく、「感謝に値するものに気づいていないだけ」というのが天風さんの見立てです。
怒り・怖れ・悲しみは、心を消極に引きずり込む三大感情。これを「今日一日だけ」実行します。
一生ではなく「今日一日」なのがこの教えのやさしさ。それなら、できそうな気がしてくる。誓詞の冒頭にも、この言葉が置かれています。
もう一人の自分の目で、いまの自分の心を観察する。「あ、いま消極に傾いたな」と気づけた時点で、半分勝ちです。
ヨガや瞑想でいう「気づき(アウェアネス)」に近い訓練を、天風さんは100年前から日課に組み込んでいました。
ニュース、SNS、他人の愚痴。外から流れ込む言葉はすべて「暗示」です。受け取る前に一度分析し、消極的なものは心に入れるのを拒否する。
情報が今の何万分の一だった時代に、すでに「入ってくる暗示を選べ」と説いていたのは驚きです。
誰に対しても、明るく朗らかに接する。特に、弱っている人・病んでいる人には励まし以外の言葉を言わない。
人に向けた態度は、巡って自分の心の状態をつくります。与える訓練が、そのまま自分の積極を養う。
まだ起きてもいないことを、先回りして心配するのが「取越苦労(とりこしぐろう)」。天風さんはこれを固く禁じました。
過去は及ばず、未来は知られず。考えてよいのは、いま目の前にあることだけ。マインドフルネスの核心と同じことを、一言で言い切っています。
本心・良心に恥じる言動をしない。やましさを抱えた心は、それだけで消極に沈み、力を失うからです。
迷ったときの判断基準はシンプル。「それをして、今夜気持ちよく眠れるか」。
3つ同時に、衝撃を受けた瞬間に。嫌なことを言われた瞬間、緊張する場面、イラッとした瞬間。心が乱れる前に、先に体を整えて衝撃を遮断します。教えの全体像では第3の柱「神経反射の調節法」にあたる技術です。
気づいたときに、静かに・深く・長く呼吸する。日に何度でも。呼吸は、自分の意思で自律神経に触れる数少ないスイッチです。
※ 13の心がけの名称と分類は、天風会の冊子(『成功の実現』付録「日常の心得」)の構成に拠っています。解説はこのサイトの制作者による要旨です。正確な原文は書籍にあたってください。