PRACTICE

日常の心得
— 1日の流れに沿った13の実践

天風さんの教えは、知識ではなく毎日の実行。寝ぎわ・目ざめ・日常・有事の4つの時間帯に、13の心がけが並びます。このページは毎日開く用です。

今日の心がけ

できたものにチェック。記録はこの端末に今日だけ保存され、日付が変わるとリセットされます。

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寝ぎわの心がけ潜在意識のフタが開く時間。ここが更改の本番

1 連想暗示法 明るく勇ましいことを連想しながら眠る

その日の嫌なこと、心配ごとを寝床に持ち込まない。かわりに、楽しかった場面や、物事がうまく運ぶ光景を連想しながら眠りに落ちます。

眠る直前の心の状態は、そのまま潜在意識に注がれる「水」。一日の最後のひと注ぎを、きれいな水にする習慣です。

2 命令暗示法 鏡の自分に、一つだけ命令して眠る
  1. 寝る直前、鏡に映る自分の眉間を見つめる
  2. 「お前は、◯◯になる!」と一事項だけ、真剣に命令する
  3. 実現するまで、毎晩同じ命令を続ける

ポイントは「なりたい」ではなく「なる」と命令形で言い切ること。あれもこれも欲張らず、一つに絞るのが天風式です。

目ざめ直後の心がけまだ潜在意識に近い、朝いちばんの数分

3 断定暗示法 前夜の命令を「なった」と断定形で言う

目が覚めたらすぐ、前の晩に命令したことを「私は今日、◯◯になった」と断定形で口に出します。まだ実現していなくても「なった」と言い切るのがミソ。

日中も、思い出すたびに回数多く唱えるほど効くとされます。夜の命令(2)と朝の断定(3)はワンセット。

日常の心がけ起きている間じゅう。実在意識を鍛える6つ

4 言葉づかい 消極的な言葉を、絶対に口にしない

「疲れた」「もうダメだ」「どうせ無理」。口に出した言葉は、いちばん近くにいる自分自身への暗示になります。

言い換えの例:「疲れた」→「よく動いた」、「もうダメだ」→「ここからだ」。うっかり言ってしまったら、すぐ積極の言葉で上書きすればOK。

5 感謝一念 不平不満を言わず「正直・親切・愉快」で

不平や不満を口にせず、何ごとにもまず感謝の側から入る。天風さんのモットーは「正直・親切・愉快」。

「感謝するようなことが無い」のではなく、「感謝に値するものに気づいていないだけ」というのが天風さんの見立てです。

6 三つの禁止 今日一日、怒らず、怖れず、悲しまず

怒り・怖れ・悲しみは、心を消極に引きずり込む三大感情。これを「今日一日だけ」実行します。

一生ではなく「今日一日」なのがこの教えのやさしさ。それなら、できそうな気がしてくる。誓詞の冒頭にも、この言葉が置かれています。

7 内省検討 自分の心が積極か消極か、常にチェック

もう一人の自分の目で、いまの自分の心を観察する。「あ、いま消極に傾いたな」と気づけた時点で、半分勝ちです。

ヨガや瞑想でいう「気づき(アウェアネス)」に近い訓練を、天風さんは100年前から日課に組み込んでいました。

8 暗示の分析 入ってくる情報を分析し、消極は拒否する

ニュース、SNS、他人の愚痴。外から流れ込む言葉はすべて「暗示」です。受け取る前に一度分析し、消極的なものは心に入れるのを拒否する。

情報が今の何万分の一だった時代に、すでに「入ってくる暗示を選べ」と説いていたのは驚きです。

9 交人態度 明るく朗らかに。弱った人には励ましだけを

誰に対しても、明るく朗らかに接する。特に、弱っている人・病んでいる人には励まし以外の言葉を言わない

人に向けた態度は、巡って自分の心の状態をつくります。与える訓練が、そのまま自分の積極を養う。

有事の心がけ衝撃・不安・迷いが襲ってきた瞬間の4つ

10 取越苦労厳禁 目の前のことだけを思う。先案じをしない

まだ起きてもいないことを、先回りして心配するのが「取越苦労(とりこしぐろう)」。天風さんはこれを固く禁じました。

過去は及ばず、未来は知られず。考えてよいのは、いま目の前にあることだけ。マインドフルネスの核心と同じことを、一言で言い切っています。

11 正義の実行 本心良心に反する言動をしない

本心・良心に恥じる言動をしない。やましさを抱えた心は、それだけで消極に沈み、力を失うからです。

迷ったときの判断基準はシンプル。「それをして、今夜気持ちよく眠れるか」。

12 クンバハカ法 衝撃の瞬間、体で心を守る(所要1秒)
  1. お尻の穴をキュッと締める
  2. 肩の力をストンと抜いて落とす
  3. 下腹(おへその下)に軽く力を込める

3つ同時に、衝撃を受けた瞬間に。嫌なことを言われた瞬間、緊張する場面、イラッとした瞬間。心が乱れる前に、先に体を整えて衝撃を遮断します。教えの全体像では第3の柱「神経反射の調節法」にあたる技術です。

13 呼吸法 静かに、深く、長く。日に何度でも

気づいたときに、静かに・深く・長く呼吸する。日に何度でも。呼吸は、自分の意思で自律神経に触れる数少ないスイッチです。

吸う
円がふくらんだら鼻から吸い、しぼんだらゆっくり吐く

※ 13の心がけの名称と分類は、天風会の冊子(『成功の実現』付録「日常の心得」)の構成に拠っています。解説はこのサイトの制作者による要旨です。正確な原文は書籍にあたってください。

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